サロンさくら農園で栽培している作物
令和7年8月
お客様に美味しさと健康をお届けすることをコンセプトに、
サロンさくら農作園では、年間を通じて栄養素の高い野菜・果実を栽培しています。
パパイヤ
パパイヤの葉の効能
パパイヤ葉茶には、以下のような様々な効能が期待されています。
主な効能:
- 消化促進・胃腸の健康維持: パパイヤ葉に含まれる消化酵素「パパイン」が、タンパク質の分解を助け、消化不良、胃もたれ、便秘などの改善に役立ちます。パパイン酵素は熱に強く、加熱しても壊れにくいという特徴があります。
- 抗酸化作用・アンチエイジング: ポリフェノールを豊富に含み、強い抗酸化作用があります。これにより、体内の活性酸素を除去し、細胞のダメージを防ぎ、シミやしわの予防、肌の老化防止に効果が期待できます。
- 免疫力向上: ビタミンCやビタミンB群、β-クリプトキサンチンなどの抗酸化物質やビタミンが免疫細胞を活性化し、免疫力の向上に役立つとされています。
- 生活習慣病の予防: 豊富なポリフェノールが血流をサラサラにする効果があるため、心筋梗塞や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病の予防に繋がると考えられています。
- 血糖値・血圧の調整: 糖尿病対策として注目されており、インスリンの分泌を促したり、インスリンの働きを改善する効果が研究されています。また、マグネシウムも含まれており、血圧の調整にも役立つ可能性があります。
- 美容効果: パパイン酵素やビオチン、ビタミンCなどの成分が、美肌効果(美白、保湿)や肌荒れの改善に効果的とされています。
- デトックス・ダイエット効果: 三大栄養素を分解するパパイン酵素が豊富に含まれているため、余分な栄養の分解・吸収を助け、デトックスやダイエット効果が期待できます。
その他の期待される効能:
- 抗炎症作用
- 抗菌作用
- ガン予防(β-クリプトキサンチン、イソチオシアネート、カルパインなどの有効成分による)
- デング熱への効果(血小板数を増加させる可能性が研究されている)
特徴:
- カフェインが含まれていないため、時間帯を問わず、妊娠中・授乳中の方やお子様でも安心して飲むことができます。
- ポリフェノールの含有量が非常に多く、赤ワインの数倍(約7.5倍~10倍とも言われる)含まれているとされています。
注意点:
- パパイヤ葉茶の副作用は現在のところ報告されていませんが、パイナップルやりんご、マンゴー、キウイフルーツなどの果物でアレルギーを起こしたことがある方は、医師に相談の上、利用することが推奨されます。
飲み方:
- 日常のお茶として: 2gのパパイヤ葉茶に約80℃のお湯500ml〜1Lを注ぎ、5分以上蒸らして飲みます。
- 煎じる方法: 10〜20gのパパイヤ葉茶に水400mlを加え、沸騰したら弱火で10〜20分煮出します。
飲んだ後の茶葉にもパパイン酵素が残っているため、肉料理を柔らかくするのに活用することもできます。



4月に沖縄から苗が届きました
五月に流山の畑に150本の苗を植えました

昨年の実から採った種で育てた苗も育ちました
収穫は9月頃から始まります
ボルトジンユ
ボルトジンユの効能
ボルトジンユ葉茶は、「奇跡の薬草」や「驚異の薬草」とも呼ばれ、様々な健康効果が期待されているハーブティーです。主に以下のような効能が挙げられています。
- 血糖値の抑制・糖尿病の改善: インスリンの分泌を促進し、血糖値を下げる効果が期待されています。
- 高血圧の予防・改善: 体内の余分な塩分を排出し、血圧を下げるカリウムが豊富に含まれています。また、血液をサラサラにする効果も期待されます。
- メタボリックシンドロームの改善: 血糖値や血圧の改善効果から、メタボリックシンドロームの改善にもつながると考えられています。
- ダイエット効果: 体質改善や代謝促進の効果が期待されており、ダイエットをサポートする可能性も指摘されています。
- その他の効果:
- 花粉症やアトピーの緩和
- 冷え性の改善
- 便秘の解消
- 利尿作用
- ミネラル(カリウム、カルシウム、リンなど)が豊富に含まれており、体の調子を整えるのに役立ちます。
- ポリフェノールを含み、細胞の老化を防ぐ効果も期待されています。
ボルトジンユは、沖縄で古くから民間療法として利用されてきたハーブで、シソ科の植物です。独特の香りがあり、サラダやスープ、卵料理などに加えても美味しくいただけます。お茶として飲む場合は、1〜2リットルの熱湯に1袋(またはひとつまみ)を入れ、10分ほど煮出して飲むのが一般的です。
健康状態に不安がある場合や、治療を受けている場合は、医師に相談してから利用するようにしてください。

ボルトジンユとは南国のハーブですが
効能として、夜間頻尿に効くようです
ブルーベリー
ブルーベリーの効能
ブルーベリーには、私たちの健康維持に役立つ様々な効能があります。主なものとしては、以下の点が挙げられます。
1. 目の健康維持 ブルーベリーの最もよく知られている効能の一つが、目の健康をサポートする働きです。これは、ブルーベリー特有の青紫色の色素である「アントシアニン」というポリフェノールの一種によるものです。アントシアニンには、目の網膜に存在する「ロドプシン」という物質の再合成を促進する働きがあるとされ、視覚機能の改善、眼精疲労の軽減、夜盲症の予防などが期待できます。
2. 強力な抗酸化作用 ブルーベリーは、アントシアニンをはじめとするポリフェノールを豊富に含んでおり、これらは強力な抗酸化物質として働きます。体内で過剰に発生すると、老化や様々な病気の原因となる活性酸素の働きを抑える効果が期待できます。この抗酸化作用は、細胞の酸化を防ぎ、アンチエイジング効果にもつながります。
3. 腸内環境の改善 ブルーベリーには食物繊維が豊富に含まれており、特に不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸を刺激し、便通を促進する効果があります。これにより、便秘の解消や腸内環境の改善が期待できます。
4. 生活習慣病の予防 ブルーベリーに含まれる食物繊維は、糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を抑える効果も期待できます。また、カリウムは体内のナトリウム(塩分)排出を助けることで血圧の調整に関与します。アントシアニンやビタミンEなどの抗酸化作用は、血管の健康を保ち、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞といった生活習慣病の予防に役立つと考えられています。LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑える効果も報告されています。
5. 美肌効果 ブルーベリーに含まれるビタミンEやアントシアニンの抗酸化作用は、肌の老化防止にも効果的です。紫外線から肌を守り、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する働きが期待できます。また、食物繊維による老廃物の排出促進も、美肌作りに貢献します。
6. 認知機能のサポート ブルーベリーに含まれるポリフェノールやアントシアニンは、脳の血流を改善する作用や、脳を酸化ストレスから保護する働きが期待されています。これにより、加齢に伴う認知機能の低下を抑え、認知症の予防にもつながる可能性が示唆されています。
7. その他の効能 上記以外にも、ブルーベリーにはビタミンC、ビタミンK、鉄分、亜鉛などの栄養素も含まれており、免疫機能のサポートや貧血予防、細胞代謝の促進など、様々な健康効果が期待できます。また、アントシアニンはヒスタミンの減少を助ける可能性から、花粉症の緩和に役立つとも言われています。
ブルーベリーは、これらの豊富な栄養素と機能性成分により、現代人の健康維持や美容に役立つスーパーフードとして注目されています。



四月に花が咲き
五月には育ちました育ちました
収穫は8,9,10月です
イチジク
イチジクの葉茶の効能
イチジクの葉茶には、古くから伝わる民間療法や近年の研究で示唆されている様々な健康効果が期待されています。
期待される主な効能
- 消化器系への効果:
- 便秘解消: ペクチンなどの食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、便通を促進する効果が期待できます。
- 消化促進: 消化不良の改善に役立つという伝承があります。
- 循環器系への効果:
- 高血圧対策: カリウムが体内のナトリウム排出を助け、血圧の上昇を抑える可能性があります。
- 動脈硬化予防: ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれており、血管の健康維持に寄与すると考えられています。
- 血管拡張作用: スコポレチンという成分が血管の健康をサポートする可能性が示唆されています。
- 代謝系への効果:
- 血糖値調整: 血糖値の安定化作用が報告されており、糖尿病の予防や改善に役立つ可能性が研究されています。
- 肝機能保護: アーユルヴェーダでは肝障害の治療に用いられた歴史があり、肝機能の保護効果が期待されています。
- その他の効果:
- 冷え性改善: 血行促進効果により、冷え性の緩和が期待できます。
- 神経痛緩和: 鎮痛作用や抗炎症作用が期待され、神経痛の緩和に役立つ可能性があります。
- アレルギー症状の緩和: 花粉症などのI型アレルギー症状の緩和や、アトピー性皮膚炎の悪化抑制に効果がある可能性が研究されています。
その他
- ノンカフェイン: カフェインが含まれていないため、お子様や妊婦さん、就寝前でも安心して飲むことができます。
- 入浴剤として: お風呂に入れると、冷え性、痔、神経痛に良いとされています。
初めて試す場合は、少量から始めて体調の変化を確認することをおすすめします。



春先に剪定した枝から
葉が出て秋の収穫に向けて
順調に育っています



実を収穫し
葉っぱを洗浄後
粉末にして
お茶にします
トマト
トマトの効能
トマトには、健康維持や美容に役立つ様々な栄養素が含まれています。主な栄養素とその効能は以下の通りです。
主な栄養素と効能
- リコピン:
- トマトの赤い色素成分で、強力な抗酸化作用を持ちます。これは、細胞の老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病の原因となる活性酸素の働きを抑制する効果が期待できます。
- ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用があるとも言われています。
- 紫外線による肌の赤みや色素沈着の予防、シミやしわの改善といった美肌効果も期待できます。
- 血中の善玉コレステロール濃度を上昇させる効果も報告されています。
- リコピンは油に溶けやすい性質があるため、オリーブオイルなど油と一緒に調理したり摂取したりすることで、吸収率が高まります。加熱調理によっても吸収率がアップします。
- ビタミンC:
- 抗酸化作用があり、免疫力を高める効果が期待できます。
- コラーゲンの生成を助けるため、肌のハリや弾力を保ち、美肌づくりに役立ちます。
- 鉄分やカルシウムの吸収を助ける働きもあります。
- β-カロテン:
- 体内でビタミンAに変換され、視力維持や皮膚・粘膜の健康維持に役立ちます。
- 免疫機能を正常に保つ効果も期待できます。
- リコピンと同様に抗酸化作用を持ちます。
- カリウム:
- 体内の余分なナトリウム(塩分)を排出するのを助け、血圧を調整する働きがあります。
- むくみの解消にも役立ちます。
- 食物繊維:
- 腸内環境を整え、便秘の予防や改善に効果的です。
- 水溶性食物繊維であるペクチンは、血中コレステロール値を下げる効果も期待できます。
- ビタミンK:
- 血液の凝固を促進する働きや、骨の健康維持に関わります。カルシウムが骨に定着するのを助けるタンパク質を活性化させます。
効果的な食べ方
- 加熱調理: リコピンの吸収率を高めるために、加熱調理(煮る、炒める、煮詰めるなど)がおすすめです。トマトソースやケチャップ、トマト缶などもリコピンを効率的に摂取できます。
- 油と一緒に: リコピンは脂溶性のため、オリーブオイルなどの油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。
- 生で食べる: ビタミンCは熱に弱いので、サラダなどで生で食べることでビタミンCを効率よく摂取できます。
- 継続して摂取: 栄養素の効果を実感するには、毎日コツコツ食べ続けることが大切です。
トマトは低カロリーで栄養価が高く、様々な料理に活用できる万能な野菜です。これらの栄養素をバランス良く摂取することで、健康維持や美容に繋がります。

ミニトマトも順調に育っております
きゅうり
きゅうりの効能
きゅうりに含まれる代表的な栄養素とその効能は以下の通りです。
- 水分補給と利尿作用: きゅうりは約95%が水分でできており、夏場の 水分補給 に最適です。また、カリウムも豊富に含んでおり、体内の余分な塩分を排出するのを助ける 利尿作用 が期待できます。これにより、むくみの解消にもつながります。
- ビタミン・ミネラルの補給:
- ビタミンK: 骨の健康維持に不可欠な栄養素です。
- ビタミンC: 抗酸化作用があり、免疫力の向上や美肌効果が期待できます。
- マグネシウム: 筋肉や神経の機能を正常に保つ働きがあります。
- カリウム: 上記の通り、利尿作用や血圧の調整に役立ちます。
- 体の熱を冷ます(清熱作用): 東洋医学では、きゅうりは体の 熱を冷ます 作用があるとされており、夏バテやのどの渇きを鎮めるのに良いとされています。
- 疲労回復: きゅうりに含まれるカリウムやビタミンB群は、 疲労回復 を助ける効果があると言われています。
- 低カロリーでダイエットに: きゅうりは非常に 低カロリー でありながら、食物繊維も含まれているため、満腹感を得やすく、ダイエット中の食事にも適しています。
きゅうりは生でサラダや和え物にするのはもちろん、浅漬けや炒め物など、様々な料理で楽しめます。これらの効能を活かして、日々の食生活にきゅうりを上手に取り入れてみてください。


きゅうりは五月上旬に植えて
五月下旬には収穫できます
キャロライナーリーパー
キャロライナーリーパーの紹介
キャロライナ・リーパーは、その驚異的な辛さで知られる唐辛子ですが、その主成分であるカプサイシンには、いくつかの健康効能が期待されています。ただし、その強烈な辛さゆえに、取り扱いには十分な注意が必要です。
期待される健康効能(カプサイシンによるもの):
- 食欲増進: 唾液や胃液の分泌を促進し、食欲を増進させる効果があります。
- 血行促進・代謝向上: 体温を上昇させ、血行を促進し、新陳代謝を高める可能性があります。これにより、冷え性の改善も期待できます。
- 脂肪燃焼サポート: 代謝向上と関連して、脂肪の分解を促進し、エネルギーとして消費されやすくする効果が研究されています。褐色脂肪細胞を活性化させる可能性も示唆されています。ただし、これだけで劇的なダイエット効果が得られるわけではなく、運動やバランスの取れた食事との併用が重要です。
- 鎮痛効果: 高濃度で局所的に使用すると、神経の興奮を抑え、痛みを和らげる効果があります。この性質は、神経痛や関節痛の緩和に用いられる塗り薬などに応用されています。
- 便秘解消: 消化器官のぜん動運動を促進し、排便をスムーズにする効果が期待できます。
- 美肌効果: 血流改善による発汗促進や、ビタミン類の含有による抗酸化作用、皮脂分泌の調整などが、肌を健やかに保つ助けとなる可能性があります。
- 疲労回復: 新陳代謝を高めることで、疲労回復や疲れにくい体づくりをサポートする可能性があります。
キャロライナ・リーパーの危険性と注意点:
キャロライナ・リーパーは、ギネス世界記録に認定されるほどの非常に強い辛味(スコヴィル値)を持っています。この強烈な辛さは、単なる「辛さ」を超え、以下のような危険性を伴います。
- 取り扱い時の注意: 素手で触れると皮膚がただれたり、成分が揮発して目や喉を痛める可能性があります。取り扱う際は、ゴム手袋、防護マスク、ゴーグルなどの完全な装備が必要です。
- 摂取時の危険性: 過剰な摂取は、胃腸への深刻なダメージ、激しい腹痛、嘔吐、さらには脳血管の攣縮(れんしゅく)を引き起こす可能性も指摘されています。一部の研究では、致死量に達する可能性も示唆されています。
- 罰ゲームや面白半分での摂取は避ける: その危険性から、罰ゲームや興味本位での摂取は絶対に避けるべきです。
キャロライナ・リーパーの持つカプサイシンによる健康効果は、あくまで適量摂取した場合に期待されるものであり、その強烈な辛さと危険性を十分に理解し、細心の注意を払って扱う必要があります。



最高に辛いと言われている
キャロライナリーパーを五月中に植える予定です



新規畑を造成が終了し
良い畑が出来ました
金柑(きんきん)
金柑の効能
金柑(きんかん)は、その小さな実の中に栄養が豊富に含まれており、様々な健康効果が期待できる果物です。
主な効能は以下の通りです。
- 風邪予防・喉の痛みの緩和: ビタミンCが豊富で、免疫力を高め、風邪の予防や喉の痛みの緩和に役立ちます。特に、生薬名(金橘:キンキツ)としても知られるように、古くから咳止めや喉の不調に用いられてきました。
- 美容効果: ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌のハリや弾力を保ち、美肌効果が期待できます。また、抗酸化作用により、肌の老化予防にも貢献します。
- 血管の健康維持: 皮膚や薄皮に多く含まれるビタミンP(ヘスペリジン)は、毛細血管を強化し、血圧の上昇を抑制する効果が期待できます。これにより、動脈硬化の予防にもつながります。
- 消化促進・整腸作用: 食物繊維(ペクチン)が豊富に含まれており、便秘の解消や腸内環境の改善に役立ちます。
- ストレス軽減・リラックス効果: 柑橘系の香り成分には、気分を落ち着かせ、リラックス効果をもたらす作用があると言われています。
- 骨の健康維持: 果物としては珍しくカルシウムを多く含んでおり、丈夫な骨や歯の形成を助けます。
- 抗酸化作用: ビタミンEやβ-クリプトキサンチンなどの抗酸化物質が含まれており、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化や生活習慣病(がん、動脈硬化など)の予防に役立ちます。
- 疲労回復: ビタミンCや、はちみつと組み合わせることで、疲労回復効果が期待できます。
金柑は皮ごと食べられるため、これらの栄養素を効率よく摂取できるのが特徴です。ただし、糖分も含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。
以下四枚-768x1024.jpg)


金柑の種類の中で、大きな実になる
きんきんと
今は、鉢植えで育てていますが
この後、五月中に直植えします

ハウスで育てた金柑を
ぶどう
ぶどうの効能
ぶどうには、私たちの健康に役立つ様々な栄養素と効能が含まれています。
主な栄養素と効能:
- ポリフェノール: ぶどうの色素成分で、強い抗酸化作用を持ちます。
- アントシアニン: 赤や黒いぶどうに多く含まれ、眼精疲労の軽減や視力回復に効果が期待されます。また、動脈硬化の予防にも役立つとされています。
- レスベラトロール: 皮や種に多く含まれ、老化防止、がん予防、動脈硬化予防、さらには肌のうるおい維持やしわ予防といった美容効果も期待されています。長寿遺伝子に働きかける成分としても注目されています。
- タンニン: 渋み成分で、殺菌作用があり、下痢の予防に効果が期待できます。
- 糖質(ブドウ糖・果糖): 体に吸収されやすく、即効性のあるエネルギー源となります。疲労回復や脳の活性化、集中力向上に役立ちます。
- カリウム: 体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあり、むくみの解消や血圧の正常化をサポートします。
- ビタミン類: ビタミンCは免疫機能の維持やコラーゲン生成を助け、美肌効果が期待できます。ビタミンB群はエネルギー代謝を助け、疲労感を軽減する効果があります。
- 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘の解消に役立ちます。
- ミネラル(マグネシウムなど): 健康な体の機能維持に不可欠です。
期待される効果のまとめ:
- 疲労回復: 速やかにエネルギーになる糖質が豊富です。
- 眼精疲労の軽減・視力回復: アントシアニンなどが効果を発揮します。
- 生活習慣病の予防: ポリフェノールの抗酸化作用により、動脈硬化やがんの予防が期待できます。
- 美肌効果: ポリフェノールの抗酸化作用やビタミンCの働きで、肌の老化防止、シミ・しわ予防に役立ちます。
- むくみ解消: カリウムの働きで体内の余分な水分を排出します。
- 免疫力向上: ビタミンCなどが免疫機能をサポートします。
- 集中力向上: 脳のエネルギー源となるブドウ糖が含まれています。
食べる際のポイント:
- ポリフェノールは皮や種に多く含まれるため、皮ごと食べられる品種(シャインマスカット、ナガノパープルなど)は皮ごと食べるのがおすすめです。
- 糖質も含まれるため、食べ過ぎには注意しましょう。
ぶどうは美味しく、様々な健康効果が期待できる果物です。日々の食生活に上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

今年初めてハウス内に
シャインマスカットの苗を植えました
かぼちゃ(くりだいしょう)
かぼちゃの効能
かぼちゃは栄養価が高く、様々な健康効果が期待できる緑黄色野菜です。特に注目すべき栄養素とその効能は以下の通りです。
主な栄養素と効能
- β-カロテン(体内でビタミンAに変換)
- 免疫機能の向上: 体内の白血球の働きを高め、細菌やウイルスから体を守るのを助けます。
- 皮膚・粘膜の健康維持: 皮膚や粘膜の抵抗力を高め、乾燥を防ぎ、健康な状態を保ちます。
- 目の健康維持: 視覚機能の維持に不可欠な栄養素です。
- 抗酸化作用: 体の老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を除去し、アンチエイジング効果や生活習慣病予防が期待できます。
- ビタミンC
- 免疫力向上: 風邪の予防や、ストレスへの抵抗力を強める効果があります。
- 美肌効果: メラニン色素の生成を抑えて日焼けを予防したり、コラーゲンの生成を助けて肌のハリや弾力を保ちます。
- 抗酸化作用: 活性酸素から体を守ります。
- ビタミンE
- 抗酸化作用: 細胞の老化を防ぎ、生活習慣病予防に役立ちます。
- 血行促進: 血行を良くし、冷え性の緩和や肩こりの改善に効果が期待できます。
- 美肌効果: 新陳代謝を促し、シミやそばかすができにくくします。
- カリウム
- むくみ改善: 体内の余分な塩分を排出し、水分の排出を助けることでむくみを軽減します。
- 血圧調整: 血圧の上昇を抑える効果が期待できます。
- 食物繊維
- 便秘改善: 腸内環境を整え、便通を促進します。
- 血糖値の上昇抑制: 食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。
その他の栄養素
かぼちゃには、この他にもビタミンB群、ビタミンK、鉄、亜鉛なども含まれており、バランス良く摂取することで、総合的な健康維持に役立ちます。
注目すべき部位
- 皮: 果肉以上にβ-カロテンが含まれている場合があり、皮ごと調理することで栄養を効率よく摂取できます。
- 種: 漢方薬にも使われるほど栄養価が高く、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維、リノール酸などが含まれています。リノール酸は悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を防ぐ働きがあります。
- ワタ: 果肉の約5倍ものβ-カロテンが含まれていることもあり、ワタごと調理することで栄養を無駄なく摂ることができます。
調理のポイント
β-カロテンやビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に調理することで吸収率が高まります。炒め物や揚げ物などがおすすめです。
注意点
かぼちゃは他の野菜に比べて糖質がやや高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。

栗かぼちゃは、甘くてほくほくした食感が特徴の西洋かぼちゃの一種です。日本では「えびす」や「マロンドール」などの品種が広く栽培されています。栗かぼちゃは、春に種をまき、夏から秋にかけて収穫されます。味の違いとしては、栗かぼちゃは甘さが控えめですが、濃厚で栗のような旨みがあります。栄養価では、食物繊維が豊富で、便秘解消に効果があります
びわ
びわの効能
びわは、その果実だけでなく、葉にも様々な効能があると言われています。古くから健康や美容に役立つ果実として利用されてきました。
びわの主な効能:
- 抗酸化作用: びわにはβ-カロテンやクロロゲン酸などの抗酸化物質が豊富に含まれています。これらは体内の活性酸素を除去し、老化防止や生活習慣病(動脈硬化、糖尿病など)の予防に役立つと期待されています。
- 皮膚や粘膜の保護: β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。これにより、乾燥を防ぎ、肌の調子を整える効果も期待できます。
- 疲労回復: びわに含まれるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸は、体内に溜まった疲労物質である乳酸を分解し、エネルギーに変えるのを助けるため、疲労回復や筋肉疲労の軽減に効果があると言われています。
- 高血圧予防: カリウムが豊富に含まれており、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出するのを助けるため、血圧を正常に保つ効果が期待できます。
- 咳止め・去痰作用(特に葉): びわの葉には、気管支を広げる作用があるとされ、咳や痰を鎮める効果が期待できます。漢方薬にも配合されることがあります。
- 胃腸機能の改善: 葉に含まれるタンニンには、胃腸の粘膜を保護し、消化を助ける働きがあります。これにより、食欲不振や消化不良の改善、下痢の予防にも役立つとされています。
- 免疫機能の維持: ビタミンCやカロテノイドなどの抗酸化物質が、免疫細胞の働きを正常に保ち、免疫機能を維持するのに役立つと考えられています。


新しい畑に有ったびわの木を
剪定して立派なびわの実に育てます
ラズベリー
ラズベリーの効能
ラズベリーには、以下のような様々な効能が期待されています。
1. 美容効果
- 美白効果: ラズベリーに含まれるエラグ酸は、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあり、美白効果が期待できます。
- アンチエイジング効果: エラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノールには強い抗酸化作用があり、体の酸化を防ぎ、老化現象を遅らせる効果が期待できます。また、肌の弾力を高める効果も報告されています。
- 肌の健康維持: ビタミンCが豊富に含まれており、コラーゲンの生成を助け、肌の健康を保つ効果が期待できます。
2. 健康効果
- ダイエット効果: ラズベリーケトンという成分は、脂肪分解を促進する働きがあり、カプサイシンの約3倍の効果があるとも言われています。
- 生活習慣病の予防・改善: アントシアニンなどのポリフェノールは、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防・改善に役立つと考えられています。また、血糖値の上昇をコントロールする作用も期待されています。
- 目の健康維持: アントシアニンは、目の網膜にあるタンパク質の分解・再合成を助けることで、視力向上や眼精疲労の軽減に効果があると言われています。白内障や緑内障などの眼病予防にも期待が寄せられています。
- 風邪予防: ビタミンCが白血球の働きを助け、細菌やウイルスから体を守るのをサポートするため、風邪の予防に役立つ可能性があります。
- 整腸作用: 食物繊維(特にペクチン)が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。
- 抗炎症作用: ラズベリーの葉は、ハーブティーとして利用され、口腔内の炎症を和らげる効果があるとされています。
- がん予防: ポリフェノールの一種であるエラグ酸には、一部のがん細胞の増殖を遅らせる可能性が示唆されています。
3. その他
- 育毛促進: ラズベリーケトンには、発毛を促進する効果も報告されています。
- 婦人病の改善: 月経前症候群(PMS)、月経困難、つわり、母乳の分泌促進、子宮強壮など、女性特有の悩みに効果が期待できるとされています。
ラズベリーは、ビタミンC、食物繊維、カリウム、鉄分などの栄養素もバランス良く含んでおり、低カロリーながら栄養価の高い果物です。ただし、妊娠初期には子宮刺激作用があるため、使用を控えた方が良い場合もありますので、気になる方は医師に相談してください。


収穫後、ジャムにします
グミ
グミの効能
「果実ぐみ」または「グミの実」には、美容と健康に嬉しい様々な栄養素と効能が含まれています。
主な栄養素と効能
- ビタミンE: 果物の中でもトップクラスの含有量を誇り、強い抗酸化作用があります。これにより、活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防、そしてアンチエイジング効果が期待できます。また、血行を促進する働きもあり、冷え性や肩こりの改善にも役立つとされています。
- 食物繊維: 腸内環境を整える効果が期待できます。
- β-カロテン: こちらも抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高める働きがあります。がん予防にも効果があると言われています。
- リコピン: トマトにも含まれる赤い色素成分で、強い抗酸化作用を持ちます。皮膚の活性酸素を除去し、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える効果が期待できます。
- アントシアニン: 糖尿病の予防や視力回復を促す効果があるとされています。
- パントテン酸: 動脈硬化の予防やストレス緩和に役立つと言われています。
- ビタミンC: 抗酸化作用に加え、コラーゲン生成を助ける働きがあり、美肌効果が期待できます。
これらの栄養素が豊富に含まれているため、グミの実は「美容と健康に良い食材」として注目されています。
摂取方法
グミの実は、生でそのまま食べるほか、ジャム、果実酒、お菓子作りなど、様々な方法で楽しむことができます。加工しても栄養素は含まれているため、好みに合わせて取り入れてみてください。

ジャムに加工出来ないか
検討中
ブラックベリー(ボイセンベリー)
ブラックベリーの効能
ブラックベリーには、以下のような健康効果や栄養価が期待されています。
主な効能・栄養素
- 抗酸化作用:
- アントシアニン: ブラックベリーの濃い紫色はアントシアニンによるもので、強力な抗酸化作用を持ちます。活性酸素を除去し、老化防止、アンチエイジング、生活習慣病(がん、動脈硬化など)の予防に役立つとされています。
- エラグ酸: ラズベリーやいちごよりも多く含まれることが報告されており、ベリー類の中でも特に高い抗酸化作用を持ちます。メラニン色素の生成を抑える働きがあり、美白効果や老化予防にも期待できます。
- ビタミンE: ポリフェノールと同様に抗酸化作用があり、血行を促進する効果も期待できます。
- 目の健康維持:
- アントシアニンは目の機能を向上させ、眼精疲労の軽減、白内障や緑内障の予防に効果があると言われています。
- 美肌効果:
- エラグ酸によるメラニン生成抑制効果に加え、ビタミンCがコラーゲンの生成を助け、肌の弾力を保つ効果も期待できます。
- 整腸作用・便秘改善:
- 食物繊維: ブラックベリーは果物の中でも食物繊維が豊富で、その多くは水溶性食物繊維であるペクチンです。便秘の改善だけでなく、コレステロールの抑制、糖尿病や動脈硬化、肥満の予防にも役立つとされています。
- 免疫力向上:
- ビタミンC: 免疫機能を高める効果があり、体の抵抗力をサポートします。また、鉄分の吸収を助ける働きもあります。
- 女性特有の悩みの改善:
- 更年期障害や骨粗しょう症との関連が指摘されており、女性特有の悩みの改善に役立つ可能性があります。
- 下痢の予防:
- 根皮に含まれるタンニンには収れん作用があり、下痢の症状を和らげる効果が期待できます。
栄養価の目安(100gあたり)
- カロリー: 約43 kcal (※資料により60kcal未満とも記載あり)
- ビタミンC: 14mg程度
- ビタミンE: 1.0mg程度
- 食物繊維: 豊富 (ペクチンなど)
- その他: マンガン、葉酸、ビタミンK、カリウム、マグネシウムなども含まれています。
ブラックベリーは、そのまま生で食べるだけでなく、ジャム、ジュース、スムージー、デザートなど、様々な方法で楽しむことができます。これらの栄養素を効率的に摂取するためにも、日々の食生活にブラックベリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
-768x1024.jpg)
収穫後、ジャムにします